相続対策を行なって
いなかったお客様

- ・お母さんの体調があまりよくなく、万一のことが起こる前にお母さんの遺言書を作成をしてほしいと、ご相談を受けました。
- ・お母さんにお会いしにいくと、末期のガンですでに意思表示が難しい状況でした。
- ・まもなくお母さんがお亡くなりになり、遺言書などの作成ができなかったので、通常の相続手続きを進めることになりました。
- ・相続人は長男と長女の2名
- ・長男自身も資産家であるため、二次相続対策(将来の認知症や、節税)も含めての相続手続一式のご依頼をいただきました。

まずは亡くなった方の遺産と相続人を確定させるため、長男からの委任で、 戸籍等の取得、金融機関・証券会社・不動産・生命保険・その他借入れ等の調査を行いました。
相続税が発生する案件であったため、税理士と連携しながら手続を進めました。
(相続税の申告・納税は相続開始日から10ヶ月以内に行う必要がございます)
相続人間で話合っていただき、財産の分け方を決定。協議の内容に基づき私のほうで遺産分割協議書を作成。
不動産の名義変更や、預貯金・株式の名義変更に至るほぼ全ての相続関係の手続を委任に基づき弊所で代行。
遺産の相続手続・相続税の納税までを無事、期限内にさせていただきました。
相続対策を
行なったお客様

- ・まずご本人のご意向、財産の内容、ライフプランを詳細に聞き取り。
- ・お客様には子供がいないため、相続人は妻と妹となるが、妹とはあまり仲が良くなく、財産を渡したくない。
- ・将来認知症になったときに、不動産の売却や相続税対策ができなくなることが心配。
- ・以上を解決するため、遺言書作成・任意後見契約・不動産について民事信託契約を作成しました。

相続対策にはある程度の費用がかかってしまいますが、
お母さんが亡くなった際に、相続税の対策をまったく行っていなかった事から、
・相続税が多くかかった事
・遺産分割協議に手間がかかった事
を身をもって体験されていたため、「早いうちから対策に取り掛かれることの重要さ」を理解されていました。
結果として、スムーズに手続きができたかと思います。